芥川賞作家、川上弘美さんの小説「風花」を読みました。


ストーリーは
日下のゆりは33歳。
夫の卓也と結婚して7年。
平穏な日々が、夫に恋人がいるという
1本の電話で破られる。
何気ない日常の中で、色あせてゆく愛を描く
長編恋愛小説。「風花」とは
晴天時に雪が風に舞うようにちらちらとふることなのですが
その名のとおり、主人公の、のゆりさんは
夫とすれ違うその気持ちをうまく処理できず
自分の気持ちもなかなかと決められず
ふわふわとした感じでした。
一緒に暮らしながらも気がつくとすれ違っている気持ち。
何気なく暮らしていたけど、気がつくと
お互いのことを知らない、理解していないことを
何かのきっかけで気づく。
共感できた部分もありましたが
個人的には私は主人公ののゆりとは
感じ方も、表し方もかなり違うなぁと思いました。
相手の女性と会ったり、夫からの告白を聞いても
のゆりから感じる「静」。
私はそんな時間を迎えることなく
自分自身が壊れてしまうだろうと
思いました。
毎日、楽しみに見ている
NHKの朝の連続テレビ小説「瞳」の中で
主人公の瞳が
離婚した自分の両親に
「家族とは『努力』して作るもの」という、台詞がありました。
家族になることは簡単だけど
家族でい続けるには、たゆまぬ努力が必要だと思います。家族だから分かることもあるけど
別々の人間だから、言葉にしないと分からないこともいっぱいある。
反対に、家族でも言ってはいけない言葉もたくさんある。
いつまでもいつまでも、心からの家族でいるためには
相手を思いやる気持ちを忘れてはいけないと
いつも自分に言い聞かせています。
そのために、大事な言葉、
それは
「ありがとう。」今日も伝えなくっちゃ。